指揮者紹介




第89回演奏会客演指揮者 永原裕哉

  千葉県我孫子市出身 茨城県立取手松陽高等学校音楽科作曲専攻卒業、東京学芸大学教育学部芸術スポーツ文化課程音楽科作曲専攻、同大学大学院音楽教育専攻音楽コース指揮専攻修了 幼少の頃よりエレクトーンを始めコンクールで数々の賞を受賞し、15歳より作曲理論、19歳より指揮法を学ぶ 2010-2012年に井上道義氏の指揮者講習会を受講。これまでに井上道義、広上淳一、下野竜也、阿部加奈子各氏のマスタークラス受講。 エレクトーンを松本淳一、赤塚博美、作曲を夏田昌和、山内雅弘、小崎光洋、指揮法を高階正光、今村能、山本訓久の各氏に師事する。
 現在アマチュアオーケストラや吹奏楽の指導、指揮をする傍ら、クラシックに限らずミュージカルやゲーム音楽、歌手のサポートオーケストラなどを指揮している。 演奏活動の他にポップス楽曲のオーケストラアレンジを担当するなど、編曲、浄書等の活動も行っている。ポップスの分野ではDVDやCD等も出版されている。

トレーナー紹介(敬称略)

弦楽器トレーナー 木全 利行(Violin)
 1960年東京生まれ。徳永茂氏の手ほどきにより、3歳からヴァイオリンを始め、11歳の時より、徳永二男氏に師事。1971年、全日本学生音楽コンクール小学校の部東日本大会第3位。1976年から79年にかけて、桐朋学園高等学校音楽科及び桐朋学園大学で学び、1979年にNHK交響楽団に入団。現在、オーケストラ活動の傍ら、室内楽奏者、ソリストとして活躍している。

木管楽器トレーナー 多田 逸左久(Bassoon)
 1959年東京生まれ。1982年東京藝術大学音楽学部卒業。1984年同大学院音楽研究科修了。在学中、ファゴットを故三田平八郎、故フリッツ・ヘンカー、岡崎耕治の各氏に、室内楽を故アンリエット・ピュイグ=ロジェ、故吉田雅夫、中山良平の各氏に、指揮法を故佐藤功太郎氏に師事。1984年渡、各地で遊学する。1989年の帰国以来、フリーランサーとして、様々なジャンルでの演奏活動及び教育活動を行なう傍ら、日本ファゴット(バスーン)協会事務局の一員として、ファゴットの普及活動にも関わっている。また、1994年には東京シンフォニエッタの設立に参加し、現代音楽にも積極的に取り組んでいる。
 現在、一般社団法人東京シンフォニエッタ理事、尚美ミュージックカレッジ専門学校非常勤講師、日本ファゴット(バスーン)協会事務局長。

金管楽器トレーナー 西岡 基(Trombone)
 広島生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学器楽科を卒業。卒業時に同声会賞を受賞、同声会新人演奏会に出演。第1回日本トロンボーンコンペティション第2位、第1回大阪トロンボーンコンペティション、四重奏部門第3位(1、2位なし)入賞。 東京文化会館主催、新進音楽家デビューコンサートに合格、出演。 音楽祭等は、WASBE(世界吹奏楽大会)にIYWOとして、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に正式メンバーとして参加、また東京シンフォエッタのメンバー等で、プレザンス音楽祭(パリ)、ガウデアムス音楽週間(オランダ)、ア・テンポ音楽祭(ベネズエラ)、アレキサンドリアCPMB(エジプト)等に出演。 これまでにトロンボーンを藤澤伸行、伊藤清、栗田雅勝、ピーター・サリバン、ペル・ブレヴィグの諸氏に、室内楽を和田美亀雄、杉木峯夫、稲川榮一の諸氏に師事。 東京シンフォニエッタ、東京トロンボーンアーティスツ各メンバー。日本トロンボーン協会常任理事。

打楽器トレーナー 山口 大輔(Perccusion)
 福岡県久留米市出身。福岡第一高等学校音楽科、東京音楽大学打楽器科を卒業、同大学院科目等履修生を修了。
打楽器・マリンバを菅原淳、久保昌、藤本隆文、岡田眞理子、田代佳代子の各氏に師事。 現在、打楽器奏者として都内オーケストラを中心に活動。 パーカッシヴフォースメンバー。

大久保 淑人(Viola)
 武蔵野音楽大学入学。1971年読売日本交響楽団入団。首席ヴィオラ奏者を務め、1973年NHK交響楽団入団。首席ヴィオラ奏者を務める。
ヴァイオリン、ヴィオラ、室内楽を岩崎祥三、山岡耕筰、プリムローズ、ブイヨン各氏に師事。 1969年第一回弦楽指導者コンクール1位。「弦協賞」受賞。1999年第19回「有馬賞」受賞。現在、東邦音楽大学教授。洗足学園音楽大学講師。

阿相 道広 (Violoncello)
 山形県村山市出身。高校卒業後、本格的にチェロの勉強を始め、東京音楽大学楽器科チェロ専攻に入学、同大学を卒業後、東京シティフィルハーモニック管弦楽団に入団、現在に至る。 チェロを苅田雅治、升田俊樹、増川誠、室内楽を兎束俊樹、各氏に師事。
 現在、東京歯科大学管弦楽団、東京電機大学管弦楽団、千葉私立稲毛高等学校管弦楽団、江東区ジュニアオーケストラ等のトレーナーとして後進の指導に当たる一方、在京オーケストラのエキストラとして、さまざまな演奏活動をする。

田中 洪至(Contrabass)
 東京芸術大学音楽部卒業。卒業後東京フィルハーモニー管弦楽団首席奏者、ウィーン放送管弦楽団、ウィーン室内歌劇場管弦楽団を経て、現在東京カンマーコレーゲン室内楽代表、シュトラウスフェスティバルオーケストラウィーンメンバーとして活躍。東邦音楽大学講師を務める。

升本格(Flute)
 桐朋学園大学卒業。オーケストラやミュージカル等で演奏活動を行っている2012~2014年 新日本フィルハーモニー交響楽団契約団員 取手松陽高等学校音楽科 非常勤講師

渡辺 康之(Oboe)
 14才よりオーボエを始め、坂逸郎氏に手ほどきを受ける。東邦音楽大学音楽科出身。 東邦音楽大学では、山田健一氏に師事する。その後、辻 功氏の元で研鑚を積む。東京シンフォニエッタのメンバーとして、数多くの世界初演、日本初演に携わり、たびたび海外公演を行っている。オーケストラを中心に、室内楽、独奏等、幅広く活動している。東京シンフォニエッタ、メルクーア木管五重奏団メンバー。

畑中 真理(Clarinet)
 東京芸術大学附属音楽高等学校、東京芸術大学音楽学部器楽科、東京芸術大学大学院音楽研究科修了。第63回日本音楽コンクールクラリネット部門第3位入賞。 現在、フリーの奏者として、東京吹奏楽団、東京ニューフィルハーモニック管弦楽団などで活躍。 故三島勝輔、村井祐児、山本正治の各氏に師事。玉川大学非常勤講師を務める。

小川 正毅(Horn)
 東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校、東京芸術大学音楽学部を卒業後、桐朋学園大学音楽部嘱託演奏員、山形交響楽団団員等を経て、現在トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ、風の五重奏団(木管五重奏)メンバー。ホルンを沖田晏宏、山本真、守山光三、千葉馨、J.チェルミナーロの各氏に、室内楽を中川良平、海鉾正毅の各氏に師事。CDは「風の五重奏~作品番号獣番」「風の五重奏~17のヴァリエーション」「動物の謝肉祭~風の五重奏団」「茂木大輔自作自演集」「トウキョウ・ウィンズ」「東京ウィンドソロイスツ」など。
 (財)音楽文化創造認定の生涯学習音楽指導員資格を持つ。