4号館7階
電気化学エネルギー研究室(4707教室)
皆さんの日常生活に欠かせないのが電気です。日常生活では電気は壁に備え付けられたコンセントにプラグを差し込み使っていますが、実は電気はみなさんの身近な物質の中にも存在しています。果物、炭、塩水、金属などの身近な物質から隠れた電気を実際に取り出して使ってみましょう。
分析化学研究室(4707教室)
ミネラルウォーターに含まれているカルシウムイオンやマグネシウムイオンを分析します。また実際に水を飲んでみて「おいしさ」と水のミネラル成分について考えてみましょう。あなたの好きな水はどんな水?本研究室では、「環境をはかる」をキーワードにして、新しい分析法の開発や応用を行っています。研究についてもわかりやすく説明します。
生体反応制御研究室(4707教室)
生き物の細胞の中では、様々な酵素蛋白質がバランスよく働くことで、物質が分解される反応や生命維持に必要なエネルギー・物質を作り出す反応が起こります。目に見えない小さな生き物“微生物”が持つ特殊な酵素蛋白質の働きつまり微生物細胞の中で起きる特殊な反応をうまく利用して、食品や薬の原料などのものづくりに役立てる研究をしています。
高分子材料デザイン研究室(4707教室)
有機化合物の大きな特徴は、分子の構造をデザインできることであり、分子構造を最適にデザインすることで様々な機能を発現する化合物を作り出すことが可能です。当研究室では、エネルギー、通信、環境等の分野で役に立つプラスチックを創ろうとしています。一例として、自然を手本とした人口らせん型プラスチックや外部の刺激に応答して形と物性を変えるプラスチックについての研究紹介を行います。
合成有機化学研究室(4707教室)
合成有機化学研究室では無駄のない、環境負荷の少ない試薬による合成法について研究します。今回は遷移金属酸化剤に変わる非金属酸化剤の応用について展示します。
機能高分子化学研究室(4707教室)
私たちは、異なる波長の光を当てると、分子構造を可逆的に変化する高分子を作っています。光に応答するこの高分子は、構造変化とともに二つの特徴を示します。一つは、色が変化します。分子構造がどちらの構造になっているかが高度な装置なしで人間の目で容易にわかるのです。もう一つは、一昔前(いや今でも)、日本で問題視された重金属による公害(水俣病やイタイイタイ病)の主原因でもある重金属を吸着する能力を光の反射だけでオンにしたりオフにしたりできるのです。
材料物性化学研究室(4707教室)
-196℃という極低温の液体を自分の目で見てみましょう。また、ゴムやマシュマロを凍らせてみたり、管を差し込むだけで液体窒素が噴き出してくる不思議な現象を体感してみましょう。
応用生命工学研究室(4707教室)
私たちの回りには目に見えないほど小さな生物たちがいます。彼らは微生物と呼ばれ、私たちの生活になくてはならない存在です。例えば、パンをおいしく膨らませてくれる酵母という微生物を知っている人も多いのではないでしょうか?とても身近な微生物たちですが、まだ分かっていないこともたくさんあります。研究室では微生物の新しい力を発見し、うまく利用することで効率の良いモノづくりを行うための研究を行っています。
反応工学研究室(4707教室)
化学工学では、小さなビーカーやフラスコの中に薬品を入れて反応させるというイメージを持っていると思います。工場で身の回りの多くの物質が作られていますが、大きなビーカーやフラスコで作っているでしょうか?身近な例としてお店で大量のカレーを作る際に、具材の量を多くするだけで、家で作るのと同じ方法で良いでしょうか?大量生産するためにどうすれば良いか?ということを化学工学では研究しています。
物性研究室(4707教室)
普段、自然界にある草木や昆虫をはじめ、身のまわりにある様々な物質を、顕微鏡を通して見てみましょう!日常、目にすることのできない「ミクロの世界」をご覧下さい。とても微細で美しい結晶の様子や、度肝を抜かれるような○×▲□…、岩石の標本からは、思いもよらない世界をご覧頂けるかもしれません。
化学実験室(4707教室)
金メッキを体験しよう!「自宅のカギ」に金メッキをし、ゴージャスな気分になりましょう。