1号館10階
人間機械系研究室(11003教室)
本研究室では、人間と機械の協調を目的とした人間機械系の研究を行っています。例えばドライビングシミュレータを用いたビークル操縦者の操作熟達支援、子供の行動識別、見守りアプリの開発、生体信号を計測して人間の状態を読み取る研究、視線計測機器や画像変換によるロボットの遠隔操作支援の研究など、人間から得られる情報を機械に反映する研究を行っています。興味があれば、私たちの研究室にぜひお越しください。
可視化デザイン研究室(11005教室)
当研究室では省エネルギーを目指し“流体・熱の流れ”を研究しており、身の回りにある機器の機能効率の向上を流体工学の視点から追求し、実機を用いた実験やコンピュータ上での流れの解析を行っています。本年度はエアコンの吹き出し、冷蔵ショーケース、分煙機用エアカーテン、ヘヤドライヤ、ミストスクリーン、衝突噴流について研究しています。今回は私たちが行っている研究について、実物やパネルを使って紹介します。
信号処理とモデリング研究室(11006教室)
当研究室では、音声や動作などをシステムとして利用できる形に記述する「モデリング」とそれを支える「信号処理」について研究しています。音声に関する研究では、発音矯正のための舌の動きや、口の開きの動きについて解析し、研究を行っています。また当研究室では、歩行が困難な人のために、歩行支援を目的とした前進動作の解析を行っています。
ロボティクス研究室(11008教室)
当研究室は、ロボットをはじめとする機械システムへの制御理論の応用を研究しています。得意分野は、1.ロボットなどの高機能モーションコントロール(遠隔操作システム、クレーン制振制御、ホッピングロボット)2.福祉・医療分野のメカトロニクス制御技術(パワーアシスト機器、筋電義手)3.ナノスケールの高速・高精度サーボ技術(工作機械、ハードディスクなど)4.人道目的の対人地雷探知・除去技術です。
コンピュータネットワーク研究室(11009A教室)
スマートフォンやカーナビゲーションなどの通信機器が広く普及する現在、通信の重要性が高まっています。現在普及しているスマートフォンなどの通信機器は、基地局を介して通信を行っていますが、本研究室では、基地局を介さずに無線機器同士で情報をバケツリレーのように配送する無線アドホックネットワークの研究を行っています。今回はセキュリティや通信の高速化などの研究について紹介します。
ソフトメカニクス研究室(11009B教室)
ソフトメカニクス研究室では、トカゲやヘビなど生物の動きを元にしたロボットの研究を行っています。また、柔らかいロボットを作ることを目標に、人工筋肉となるアクチュエータ・センサなどの研究も行っています。生物模倣ロボットや、人工筋肉の研究に興味がある方は、ぜひ本研究室にお越しください。
知能機械システム研究室(11011教室)
コンピュータビジョン(CV)に基づき、人に役立つシステムを開発しています。CVとは、ロボットやコンピュータの目を実現する技術です。当研究室には、どこでも・誰でも・手ぶらで利用できる「情報投影提示インタフェース」、人や物を見守る「人・物・環境認識システム」、目が不自由な人をサポートする「視覚障碍者生活支援システム」等の応用例があります。単なる画像処理ではない、CVの世界の一端に触れてみませんか?